2005.7.1
小泉総理の「靖国参拝」は当然である
「愛国心の基本」
水 谷 研 治 中京大学 大学院教授
国のために犠牲になった人を尊敬し慰霊をすることは当然のことである。総理大臣が靖国神社に参拝するのは当然である。
熾烈な国際関係の中で国を守り国益を維持増進することができるのは国民だけである。国民には国を守る義務があり、そのためには国民が犠牲を払わなければならない。犠牲になった人に対しては、すべての国民が感謝の気持ちを表し、心から慰霊に努めなければならない。
それは愛国心の基本である。もし国民が愛国心をなくせば、厳しい国際社会の中で国家は衰亡することになる。我が国として必要なことは他国からどのような妨害や干渉があっても絶対に譲ることはできない。
このことは、あらゆる犠牲を払っても守るべき我々の信条であることを内外に対して明確に表明するべきである。
―――文芸春秋2005年7月号P143-144国論を二分する大激論
小泉総理「靖国参拝」是か非か 識者81名アンケートへの寄稿から―――